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年が変わったので振り返ったりをしておきたい。

仕事の面では、2019 年末に前任者が辞めてしまったところからスタートをして、プロジェクトの方針の再検討・アーキテクチャの検討が終わったタイミングが 2020 年だった。

練度が低いメンバーたちと一緒にチーム改善を継続的に行いながら、プロジェクトを勧めていく必要を感じたので、トラディショナルなウォータフォール開発から、タイムボックスを 2weeks に区切った、イテレーティブかつインクリメンタルなスタイルにスイッチした。

もちろん、タイムボックスの最後には振り返りを行い、カイゼンを積み重ねてきた。技術的、開発上の知識の差をメンバー間で埋めるために、開発の基本をペア・モブプログラミングにした。

こういう積み重ねでベロシティは安定したし、何よりレガシーシステムの刷新という難易度の高いプロジェクトにもかかわらず月2回のリリースをほぼ一年間維持することができた。

モノリシックなアーキテクチャ上で、レガシーな部分と新しい部分を共存させて、かつ、本番に継続してリリースを続けるためにアーキテクチャ的な工夫もかなりした。 と、言う感じで主にやってきたことは、チームをうまくスケールさせるためにどうするか、とか、やや高めのレイヤーのアーキテクチャ検討等だった。 コードのレビューなどは日常的に行っているが、私が主体的にコードを書くという機会はめっきり減ってしまった。

そういった事もあって、プライベートではコードを書くように意識してきた。

ソフトウェア的なアーキテクチャを考える上で関数型なスタイルを取り入れる必要があったので、 F# をやりたいなと思った。 コードを書く題材がほしかったので AtCoder に参戦した。

結果として関数型なスタイルについての理解は深まったと思うし、実装を考えるときに大きな影響があった。最近 Vue.js を書く時のスタイルはかなり関数型に寄っていると思う。

それ以外にもこのブログを作ったりいくつかの個人開発も行った。 必要な技術をこういうところでストックして仕事で使うような感じだった。

ただ、今年の後半あたりになると、前述のチームをスケールさせたりすることの方に時間を使った結果、アジャイルやスクラムのプラクティスを勉強したり、チームビルディングについてなどのインプット多めになってしまった。今思えば、ブログに書くなど何かしらのアウトプットをすべきだったと思う。

ソフトウェア開発という文脈て幅広いインプットをした一年だったが、技術的な研鑽にのみ時間を使っていては行けないという意識を強く持っている。

私は前職で、長時間労働の結果体があまり良くない状態になった経験がある。 そのため、技術の工場のために健康を維持する、向上することが重要であるという意識がある。

そのため、定期的な運動など健康面の改善にも継続して取り組んできた。 今年のはじめ時点で、70 キロ後半あった体重はいま、60 キロ台まで落ちた。 姿勢の悪さや肩こり、腰の痛みなどがかなり強かったが、コロナが本格的に流行する前くらいまで通った整体や日々の運動もあってかなり改善した。

運動習慣については、switch の リングフィットアドベンチャー・フィットボクシングがかなり寄与した。月次の振り返りを見てもこれを継続することを強く意識していたことがわかる。

ただ、仕事で採用などを行うようになった結果、就業後に Zoom での面接が増えた結果運動をするタイミングを見つけるのが難しくなり、やややらない時期ができてしまった。フィットボクシング 2 の発売もあって年末にやや復活した。

様々な技術・組織などの検討事項が増えた結果、頭の整理や思考の集中にかなり困った時期があった。少し改善したが今もそれは続いている。 それらを改善するために瞑想を取り入れたが、うまく継続ができていない。 効果は実感しているので、うまく続けたい。

ダラダラと思いつくことを書いたが、基本的な方針は変わらない。 以下の 3 つを重要な要素として設定する。

  • ソフトウェア開発技術の向上
    • Web フロントエンド
    • プロジェクトマネジメント
    • プロダクト品質
  • 肉体的健康の向上
    • 筋力向上
    • 体重・体脂肪率の適正化
    • 姿勢の改善
  • 精神的健康の向上
    • 思考整理力の向上
    • 集中力の向上
    • ポジティブなマインドセットの構築

これを達成するために、いくつかのトレーニングなどを習慣化し、改めてこれを定着させるように努力しようと思う。

仕事的にも、ここ一年二年くらいが重要な時期だと思っているので、トレーニングを怠らずにいいパフォーマンスを出せるような一年にしたい。

sterashima78

Web Frontend Engineer


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